歯医者で安心するには

痛みの少ない治療の
ための取り組み

• 表面麻酔
  表面麻酔は麻酔注射をする前に薬剤を塗布することで、注射針が皮膚を貫通する際の痛みを緩和する方法です。クリームやスプレー、ジェルなどの種類があります。どれも麻酔注射による不快感の軽減を目的としているので、どんな麻酔を使用するかカウンセリング時にご相談ください。
• 麻酔薬の温度
  麻酔薬の温度も痛みに大きく影響を与えます。体温と大きく異なる温度の麻酔薬が体内に入ると、その温度差が痛みとして認識されることがあります。ですので麻酔薬を体温に近づけ、感じる痛みを軽くすることができます。一般的には麻酔薬を室温で保管することが多いですが、ぬるま湯で温める、専用の機器で温度を調整するなどで、快適な治療を提供します。温かい麻酔薬は注入時の刺激を和らげ、麻酔の効き始めも早くなると言われています。
• 麻酔針
  麻酔針はできるだけ細いものが好まれます。これは針を通す際の組織へのダメージを減らすためです。さらに麻酔針の表面を滑らかにすることで痛みを軽減する技術も開発されております。針の挿入角度や速度を調整することでさらに痛みも減らすことも可能です。
• 医療機器による麻酔薬の注入
  専用の装置を使い、麻酔薬を口の中の特定の部位に注入します。これにより、治療中の痛みを最小限に抑えることができます。注入の際には一時的な痛みを感じることがありますが、効果が現れると口の中の感覚が鈍くなり、治療が快適になります。

痛みへの恐怖を
やわらげる努力

• 医師が痛みに気づくよう配慮する

  患者さんの痛みを的確に把握し、そのサインに応じた対応ができるよう目指しております。治療中に感じる痛みのサインを医師やスタッフが見逃さないように、痛みの訴えにすぐに反応できる体制を整えております。
  

• 医師に言いやすいようにする

  治療中不安や痛みを感じた際に、遠慮なくお伝えください。患者さんの訴えに耳を傾け、それに応じた対応するよう心がけております。
  

最大の痛み対策は予防