- Q
NOMOCa-Standを導入された経緯は何ですか?理事長:「機械で出来ることは機械で」この考えのもとです。人材難が予想されている時代で、今後の将来を考え、自動化できるものは自動化していくことは時代の流れなのかなと感じたからです。
事務長:私の立場の視点からもう1点。院内の生産性を上げたく思っておりました。
1つの業務にこだわるのではなく、もっと幅広い視野をもって、先生のフォローや、他スタッフのフォロー、患者さまへの気遣いなど空いた時間を他の業務のサポートに回れる体制を作りたく導入を考えました。このようなホスピタリティに近い業務は心理的/時間的な余裕がないとどうしてもできないものではあると思っています。
- Q
1日来院患者数は何人ですか?平均で150名ほどです。
午前が80名、午後が70名でしてそのうち高齢者の患者さまが7割ほどです。
- Q
業務負担はどれほど減りましたか?理事長:会計を自動精算機でとなるのでスタッフの方のストレスが減ったという声を聞きます。締め作業で金銭が合わないということはなくなりました。
事務長:会計業務、締め時間の短縮に繋がっております。特に会計業務で言いますと手術の患者さまは窓口、外来患者様はほぼNOMOCa-Standで会計していただいており、導入前と比べて直接的なお金の受け渡しは6割ほど減少しました。

- Q
患者さまからの評判はいかがですか?
事務長:クリニックの滞在時間が短くなったというお声をお伺いします。意見が分かれるかもしれませんが、本来、受付は「人の手」で行ったほうがいいのかもしれません。ただ、待ち時間削減という効果があり、総合的に見て患者さまのストレスが減らせるなら満足度は上がっていると思います。また、総合病院などで自動精算機に慣れている方が多いというのもあり、高齢者の患者さまが多い中でも一度使っていただければあとはスムーズです。
- Q
スタッフからの評判はいかがですか?事務長:スタッフからの評判はすごくいいです。会計業務が削減しましたし、締めの部分も会計アプリの日計表に表示された売上を抜くだけだけなのでとても楽です。
正直なところ、スタッフの年代によって機械の業務を覚える速さに差は出てしまいますが、軸にリーダーのような人を置いてあげることで自然とスタッフ同士で覚えようとする環境作りができました。業務の負担軽減だけじゃなくチームワークの向上に繋がったのも副次的な効果としてありがたいですね。
- Q
当社の保守サポートに対するご意見はありますか?事務長:何も言うことはありません。一緒に運用を考えていただき、困ったことがあったらすぐ対応していただけるので満足しています。
理事長:同じくです。要望していくならば今後NOMOCa-Standが更なるバージョンアップをしていき、院内のスマート化が促進していければよいと思います。
例えば、予約システムの業者さんとうまく連動していき、受付から会計までもっと流動的に行えるようにしていただくことですね。今後のNOMOCa-Standに期待しています。