当院では口腔外科を中心に診療を行っており、「恐怖心を与えない治療」や「痛みの少ない処置」を大切にしており、治療に対する不安をできるだけ軽減しリラックスして通える環境づくりを心がけています。
親知らずの抜歯や外科的な処置など、少し複雑なケースにも対応していますが、そういった患者様の多くは痛みや腫れへの不安を抱えて来院されます。ただ、診療時間外や夜間に症状が出た場合は、すぐに相談できる場所がなく、「不安なまま夜を過ごした」という声をいただくこともありました。

仕事終わりや夜遅くにホームページを見て「親知らずの相談をしたい」「抜歯後の痛みが心配」とアクセスされる方も多く、せっかく関心を持っていただいても、その場で質問や相談にお答えすることができない状況が続いていました。「痛みや不安を少しでも早く和らげたい」という想いから、診療時間に限らず患者様が安心して相談できる仕組みの必要性を強く感じていました。

導入を決めた一番の理由は、患者様がいつでも安心して相談できる環境を整えたいと思ったからです。日中は手術や処置、電話対応などが重なり、どうしてもスタッフが対応しきれない時間がありました。その結果、「問い合わせへの対応が遅れてしまう」「電話がつながらない」など、スタッフも患者様も少なからずストレスを感じていました。

NOMOCa AI chatを導入することで、患者様が「今聞きたい」と思った時に24時間いつでも質問できるようになり、すぐに適切な回答が得られるようになりました。 特に親知らずや抜歯後のケアなど、口腔外科に関する質問にもスムーズに対応できる点が大きなメリットでした。

口腔外科専門医としての経験と正確な治療を支えるツールとして、患者様の安心を支える存在になると確信し、導入を決断しました。

導入してからは、患者様とのコミュニケーションの形が大きく変わりました。
7月は38件、8月は89件、9月は52件と、導入直後から多くの問い合わせをいただいています。 特に「親知らず」に関する相談が46件と最も多く、「抜歯」「予約」「治療」「診察」と続いており、患者様が気軽に質問してくれるようになりました。
これまで夜間や休診日に取りこぼしていた問い合わせにも、AIが自動で対応してくれるようになったことで新規の問い合わせが増え、患者様からの初診予約につながるケースも見られるようになりました。夜間の機会損失が確実に減ったと感じています。

実際にあった質問では、「親知らずの抜歯はどれくらい腫れますか？」「当日でも抜歯できますか？」「麻酔って痛いですか？」といった相談が多く寄せられています。ちょっとした不安や疑問を気軽に聞ける環境が整ったことで、患者様の安心につながっているのを感じます。

さらに、電話対応の件数が減ったことで、スタッフの負担も大きく軽減しました。以前は診療中に電話が鳴ると手を止めて対応することもありましたが、今ではAIが一次対応してくれるおかげで、スタッフが診療や準備に集中できるようになりました。業務の流れがスムーズになり、結果として院内全体の雰囲気も落ち着いた印象になりました。

患者様からは「夜でも質問できて安心」「問い合わせのハードルが下がった」といった声も多く、「痛みの少ない治療」という理念を、AIが見えないところで支えてくれているように感じます。

24時間対応が難しいクリニックや、スタッフの業務効率化を進めたい医院には特におすすめです。また、患者様とのコミュニケーションを大切にしている医院とは非常に相性が良いと思います。

AIチャットを導入したことで、診療時間外でも患者様が不安を感じた時にすぐ相談できる環境が整いました。」結果として患者様との信頼関係が深まり、来院への心理的なハードルも下がります。導入してからは、「患者様が安心して質問できる医院」という印象がさらに強まりました。今では、AIチャットが医院の理念を支えるパートナーとして欠かせない存在です。

これからも、口腔外科で培った知識と確かな技術を生かし、 AIの力を取り入れながら、より安心して通える歯科医院づくりを進めていきたいと思います。