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コロナワクチン委託医療機関になるには?必要はあるのか解説します。

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コロナワクチン委託医療機関になるには?必要はあるのか解説します。

今回は、すでに初めている医院様もいらっしゃると思いますが

コロナワクチン委託医療機関になる為の概要などお話しさせて頂きます。

 

コロナワクチン接種公式HP

 

接種委託医療機関になるためには

 

接種を始める為に最低でも1ヵ月は掛かります。

 

集合契約への参加

 また、「集合契約」と呼ばれる方法で、一括して全国の市町村から

委託契約を受ける為の委任状を提出します。

 委任状は、ワクチン接種契約受付システムに、必要事項を入力すると、PDFファイルで作成されます。作成した委任状を取りまとめ団体に提出し、取りまとめ団体がシステムの情報と照合して受領確認を行うと、登録が完了します。 

 ※ワクチン接種契約受付システムのウェブサイトは、取りまとめ団体を通じてお知らせしています。

 

■V-SYS(ワクチン接種円滑化システム)への初期登録

 V-SYSは、ワクチンの配送に関する情報のやりとりを行うためのシステムです。 集合契約への参加時に登録したメールアドレスに、V-SYS用のIDが送付されます。パスワードは届いたメールから自ら初期設定を行っていただきます。

 V-SYSに医療機関情報を入力すると、初期登録が完了します。 併せて、取り扱う予定のワクチンや、接種する医師の連絡先などを入力いただきます。この情報をもとに、ワクチンメーカーから、医薬品に関する情報提供がなされます。

 

■接種の準備

・ワクチンや針、シリンジなどの物品の準備(国から提供)

・ワクチンの配分

⇒供給クールごとに希望量をV-SYSにて入力します。自治体ごとに割当量が配分され

予定日・予定量が決まりメールで送付されます。

 

・被接種者への案内と予約の受付

⇒国の「コロナワクチンナビ」で接種できる医療機関は表示され(受付中・受付不可)など

は表示でき、V-SYS内で更新すると予約可能かどうかは表示することが出来ます。

予約受付は原則として各医院で行う必要があります。

 

■接種の実施

 ワクチン毎に、ワクチンの取り扱いが異なります。  

ファイザー社のワクチンについては、超低温冷凍庫で保存することとされており、解凍後は5日以内に使用します。また、接種時に生理食塩水での希釈を行います。

 

■接種の進め方

 窓口に来た接種希望者の接種券、本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証、被保険者証等)をもとに、以下を確認します。 

 ・本人確認(接種券の氏名や住所が合っているか)

 ・優先順位毎の適切な接種時期に合っているか 

 ・住民票所在地の市町村で接種を受けているか

  ※入院中・福祉施設等に入所中・基礎疾患で通院中の方、住所地外接種届出済証(スマートフォン等の画面に表示されている場合を含む)を持っている方や、災害の罹災者は、他の市町村でも接種できます。

 予診票の記載を確認し、予診(検温、問診及び必要な診察)を行い、接種が可能か判断します。

 予診票に接種の可否を記載した上、接種を行います。 予診票に接種券とワクチンのシールを貼り必要事項を記載します。接種券の右側にある予防接種済証には、ワクチン毎のシールを貼り、医療機関名等を記載して、接種を受けた方にお返しします。

 接種を受けた方には、15分以上(アナフィラキシーなどの重いアレルギー症状を引き起こしたことがある方、採血等で気分が悪くなったり失神等を起こしたことがある者には30分)経過観察を行い、異常がみられたときには診察や応急処置など、必要な対応を行います。

 

■請求と支払い

 費用の請求は、予診票を使って行います。毎月、住所地の市町村ごとにまとめた上、原則として、翌月10日までに、同一市町村内のものは市町村またはその委託先、市町村外のものは国保連に提出します。

 

単価と時間外等加算相当分の加算

委託接種費用について 

時間外・休日の接種について

 

コロナワクチンでは国が負担するためワクチン代などは掛かりませんが、

接種委託費用については全国で統一され1人当たり単価2070円なります。

(患者様負担は無し)

時間外等加算相当分の加算を行うことになりました。

・平均単価:2070(1回目2870円・2回目1260円)

・時間外:2070⇒2800

・休日:2070⇒4200

 

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コロナワクチンの手引き

 

実施概要

■対象者:16歳以上(誕生日の前日から接種可能)

※ファイザー・モデルナ共に12歳に引き下げの可能性あり

 

■接種場所:居住している市町村の大型接種会場か個別接種会場(クリニック)

 

■実施期間:令和3年2月17日~令和4年2月28日

 

■接種間隔:20 日以上の間隔をおいて、標準的には 27 日の間隔をおいて2回接種することと し、1回目の接種から間隔が 27 日を超えた場合はできるだけ速やかに2回目の接 種を実施すること。

 前後に他の予防接種を行う場合においては、原則として 13 日以上の間隔をおく こととし、他の予防接種を同時に同一の接種対象者に対して行わないこと。 

 

■接種箇所:通常、三角筋の筋肉内接種。

 

■経過観察:副作用を引き起こす可能性がある為、通常15分は医院内で経過観察を行う。

重度のアレルギー症状を起こしたことがある方については30分以上。

 

患者様の流れ

 

①接種券を受取る

⇒各自治体から順次、自宅に届き接種権を持参すると無料で受けられるようです。

 

②予約(電話・WEB)

⇒国が運営している「コロナワクチンナビ」によって受付中・受付不可は

掲載することが可能ですが実際の予約は各医院で行うようです。

 

③接種会場(医療機関・公民館など)

 

④予診票提出・接種

⇒接種券と本人確認証を提出します。

 

⑤経過観察(15分~30分以上)

 

自動精算機を活用したコロナワクチン接種

 

コロナワクチンで自動精算機を活用する場合は、こちらになります。

 

■自動精算機を受付機として活用する

⇒こちらは、弊社の自動精算機を導入している医院様で実際に活用している方法に

なりますが、インフルエンザの予防接種の時期になったら自動精算機を専用の受付機として活用するパターンになります。

 

コロナワクチンでは、「診察券をお持ちでない方」をタッチして受付をし、

ワクチン接種という流れになります。

 

下記、実際画面の流れになります。

 

精算機の流れ

 


 

受付機モードで受付を終了すると下記が精算機から発券されます。

 

・番号表(患者さんに持ってもらう)

・受付表(院内で回してもらう)

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

 

コロナワクチン接種は、地域により診療報酬や委託医療機関になる為の細かい所は

異なる可能性があると思いますが概要はお分かり頂けましたでしょうか。

 

コロナ感染拡大により国から委託医療機関への協力要請などはされてますが

実際に受入が可能か、コロナワクチン接種によるシステムの導入や運用などを

考慮する必要があります。

 

ワクチン接種の委託医療機関を考えているが、受入のキャパオーバー等を

懸念している先生方は一度、自動精算機の併用も検討してみてはいかがでしょうか。

 


 

今後とも皆様にとって

有益な情報を発信して参りたいと思います。

 

参考資料

 

①厚生労働省「新型コロナワクチンの接種を行う医療機関へのお知らせ」

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/vaccine_iryoukikanheno_oshirase.html

 

②NHK新型コロナウィルス特設サイト「ワクチン 接種までの流れ 接種予約は」

https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/vaccine/flow/

 

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