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クリニックのコロナ対策:現状から具体的対応策まで
更新日:
新型コロナウイルス感染者が、1日に1000人単位で増加するなど、新型コロナウイルスを常に意識した状態でのクリニック経営をされていると思われます。
今回は、この数ヶ月の、クリニックの新型コロナウイルスの影響とその対策を振り返ってみたいと思います。
患者数減少への影響
我々の全国のお客様のお話を総括すると、今年の3月から徐々に外来患者数が減少し、緊急事態宣言が発令された4月5月では、ほとんどのクリニックで医業収入の低下がおきたようです。
診療科別にその影響には大きな差異があるようで、我々のお客様からのアンケートによると下記のようになりました。
・内科:5割減少
・耳鼻咽喉科:5割減少
・整形外科:3割減少
・皮膚科:2割〜3割減少
※もちろん地域や医院様によって大きく異なるため、参考程度にされてください。
また、緊急事態宣言が解かれた6月に入ると、今まで来院抑制をされていた患者様が、今までのように通院され患者数がほとんど例年通りになっている医院様が多いようです。
新型コロナウイルス対策の補助金、助成金
この数ヶ月間で、大変多くの補助金、助成金が出されました。厚生労働省でも、下記のような、支援実施についての「国民の健康と安心につなげるための医療機関・医療従事者支援策」として、支援策についての広報をしています。
・国民の健康と安心につなげるための医療機関・医療従事者支援策
https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/000656935.pdf
・動画でも告知しています
ショートver:https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg20817.html
ロングver:https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg21031.html
我々のクライアント様でご活用されている補助金、助成金ですと、代表的な物ですと、下記のようなものが挙げられます。
・「医療機関・薬局等における感染拡大防止等支援事業」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kansenkakudaiboushi_shien.html
・新型コロナウイルス感染症対応従事者慰労金交付事業」https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000098580_00001.html
この辺りは、ぜひ、医療機関の補助金、助成金に詳しい行政書士、社労士さんにご相談されてみてください。
3.コロナ対策に対する患者さんの心理、行動の変化
「ウィズコロナ」
そう言われるほど、この数年はコロナと共に、生活し経済を回していくという認識が一般的になっています。
そんなかで、ここ数ヶ月で様々な、新型コロナウイルスに関するレポートが出されています。
【日本における考察】
・日本総研(2020年7月13日)
「新型コロナ感染が再拡大本当の脅威は何か? 」
https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/viewpoint/pdf/11945.pdf
【消費者行動に関するもの】
・マッキンゼー&カンパニー
「COVID-19 US Consumer Pulse Survey 6/15–6/21/2020」
https://www.mckinsey.com/business-functions/marketing-and-sales/our-insights/the-great-consumer-shift-ten-charts-that-show-how-us-shopping-behavior-is-changing
・三井住友カード(2020年5月7日)
「コロナ影響下の消費行動レポート」
https://www.smbc-card.com/company/news/news0001527.jsp
これらを見ると、
・消費行動の変化(オンライン化など)
・必需品への支出意欲の高まり
・(重症リスク者には最大限の配慮をしつつ)コロナと共に、経済は回す
ことが考察されています。
クリニックの新型コロナ対策
では、クリニックにはどんな影響があるのか。
我々は「患者数は例年通りにな利、新型コロナ対策の徹底は継続して求められる」と、考えています。
そのために、やることとしては、
・通常業務を効率化させる
・感染対策を効率化させる
になります。
今回は、少しだけ、感染対策に活用されているプロダクトを紹介させていただきます。
おすすめの新型コロナ感染対策プロダクト
クライアント様がご活用されているおすすめのプロダクトをご紹介します。
①サーモカメラ
検温せずとも、サーモカメラが自動的にカメラに移った人物を検温し、発熱があった場合は、アラートで教えてくれます。
そのため、スタッフが検温をする業務が削減できます。
一日の患者数が多いクリニック様にはとてもおすすめです。
②自動精算機(ノモカスタンド)
手前味噌ですが、自動精算機も感染対策におすすめです。受付での金銭授受は、感染リスクを高めます。
様々な研究はありますが、お金についた、ウイルスは、数時間〜数日に至るまで生存すると言われています。
しかし、クリニックの受付さんは1日に、大変多くの患者様とお金のやりとりをします。
金銭の授受業務を自動化するということは、
・通常業務の効率化
・感染対策の効率化
両方を削減するという点でおすすめです。
まとめ
現時点では、日本においてまだ新型コロナウイルスの収束は見えていません。
「ウィズコロナ」
と捉え、患者さんの心理や行動変化に柔軟に対応していくことが、ここ数年のクリニック経営に求められるでしょう。
そのために、
・通常業務の効率化
・感染対策業務の効率化
双方の観点から、現在の医院オペレーションを見直すことで、より患者様に選ばれるクリニックに近づいていくでしょう。
本日は、以上です。
今後も、少しでも皆様に有益な情報を届けていければ幸いです。
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