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自動再来受付機の使い方とは?自動再来受付機のメリットやおすすめの自動再来受付機を紹介!
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クリニックに自動再来受付機が設置されていたら、医療スタッフの人数が少なくても、再診受付の業務を効率的に処理することが可能です。また、対面での受付や診察券のやり取りが不要になるため、院内感染防止にも効果があります。本記事では、自動再来受付機の使い方や、自動再来受付機を導入することで得られる、患者さんとクリニックそれぞれのメリットなどについて解説します。
目次
再診とは
自動再来受付機とは、再診で診察券をお持ちの患者さんの受付を自動的に行うことができる機器です。ここでは、再診とはどのようなことをいうのか、初診や再初診との違いについて説明します。
初診
初診とは、患者さんがある医療機関で最初に診療を受けることを指します。患者さんがその医療機関を2回目以降に通院する場合は初診とはいいません。
再診
再診とは、既に一度受診した病気の治療を続けている場合や、慢性病などで定期的に通院している場合のことをいいます。同一の病気に対する継続的な治療中は再診として扱います。
再初診
再初診とは、ある病院での診療を受けた後、1〜3ヶ月以上の期間が経過してから再び同じ病院で受診した場合に、初診料が再度適用される状況を指します。期間が空いただけでなく、1つの疾患の治療が終わった後に異なる疾患で再度来院する場合や、患者さんの都合で1ヶ月以上治療が中断された場合なども、再初診として扱われます。
自動再来受付機とは
自動再来受付機とは、過去に来院した経験があり、診察券を持っている患者さんが自分で受付を行うことができる機器です。受付スタッフに診察券を渡す代わりに、患者さんが自分で診察券を機器に通すだけで受付が完了するため、受付スタッフの業務負担を軽減することができます。
自動再来受付機の使い方
一般的な自動再来受付機の使い方は、下記のような流れになります。患者さんが自分のタイミングで来院受付を行うことができ、受付で名前を名乗ったり呼ばれる必要がないことが特徴です。
- 診察券を自動再来受付機に読み込ませる
- 受診可能なメニューがモニターに表示される
- モニターに表示されたメニューを選択する
- 受付内容を確認のうえ、確定後に番号が記載された受付票を受け取る
- モニターや案内などで受付番号を確認する
基本的に患者さんが行う操作は、診察券の読み取りと診療科の選択、選択を確定した後に受付票を取得するだけなので、機械の操作に不安がある高齢の方でも不都合なく操作できるでしょう。
自動再来受付機による患者さんのメリット
自動再来受付機を導入することで、患者さんは下記のようなメリットを得られます。
待ち時間を短縮できる
自動再来受付機を活用することで、患者さんが受付で待つ状況を減らすことができ、院内に滞在する時間が短縮されるため、患者さんのストレスの軽減につながります。また、受付作業にかかる時間が減ることで、スタッフが会計や予約などの他の作業に集中できるようになり、診察の回転を早めることもできるようになるでしょう。
感染のリスクを抑えられる
自動再来受付機が設置されることにより、スタッフが患者さんから診察券を直接受け取る必要性がなくなります。これにより、患者さんとスタッフが直接的に接触する回数が減少するため、院内感染のリスクを低減させることができます。
プライバシー保護につながる
患者さんが自動再来受付機に診察券を通すと、その番号が記載された受付票が発行されます。この番号を用いた呼び出し案内を行うことで、患者さんの名前を公に呼ぶ必要がなくなります。これにより、患者さんのプライバシー保護に配慮した対応を行うことができるようになります。
自動再来受付機によるクリニックのメリット
自動再来受付機を導入することで得られる患者さんのメリットについてはわかりました。では、クリニックにとってはどのようなメリットがあるのでしょうか。
受付業務の負担を軽減できる
自動再来受付機を導入することで、受付時に必要なチェック作業が省略できるため、スタッフの業務負担が軽減されます。患者さんのカルテを探す時間やデータを入力する手間が減少し、初診の患者さんや自動再来受付機を初めて使う際にお困りの場合にのみ受付対応をすれば良いようになります。こうして節約された時間を事務作業やその他の業務に充てることができるため、スタッフの作業負荷が軽減され、患者さんに対してより充実したサポートを提供できるようになるでしょう。
院内の混雑を緩和できる
混雑した受付で患者さんが長時間待たされると、その不満がクレームにつながってしまい、業務をさらに圧迫することがあります。自動再来受付機を設置することで、受付での待ち時間を削減し、院内の混雑を緩和する効果が期待できます。従来の受付では、自分の前にどれだけ他の患者さんが待っているかわかりませんでした。しかし、再来受付機で受付を完了すると、受付番号が印刷された受付票が出力されるため、患者さんが待ち時間の目安を把握することができるようになります。
自動再来受付機ならNOMOCa-Standがおすすめ
最後に、クリニック向けの自動再来受付機でおすすめの機種とその導入事例を紹介します。
NOMOCa-Standの特徴
NOMOCa-Standは、クリニック専用に開発された自動精算機で、自動再来受付オプションに対応しているなど、クリニックでの業務を効率化するための各種機能を備えています。患者さんがタッチパネルを使って簡単に入金することができるため、会計業務が自動化され、患者さんの会計や受付待ちのストレスを軽減するとともに、クリニックの人材不足の解消にも貢献します。
・高齢の患者さんでも簡単に操作できる
NOMOCa-Standは、高齢の患者さんにも使いやすいように、142㎝の高さで設計されています。お会計の手順も、診察券をかざす、お金を払う、領収・明細書を受け取るというシンプルな流れになっているため、高齢者の方でも簡単に操作を行うことができます。
・多くの電子カルテ・レセコンと連携できる
NOMOCa-Standは、ほとんどの電子カルテやレセコンとのデータ連携が可能です。この連携によってミスのない正確な会計の実現に加え、「いつ」「誰が」「どの金額で」「どの支払い手段を使用して」会計が行われたかが記録されるため、後で誤りが見つかった際にも、確認作業が容易になります。
・自動再来受付オプションを搭載
NOMOCa-Standには自動再来受付オプション機能があるため、再診時の受付業務を効率化することが可能です。患者さんが機械を操作するだけで受付を済ませることができるため、クリニックの業務負担の軽減だけでなく、院内の混雑緩和にもつながり、患者さんの満足度を向上させることができるでしょう。
NOMOCa-Standの導入事例
大阪府大阪市にある桜川よしえクリニックでは、NOMOCa-Standを導入されています。受付と会計の工数を削減するために自動精算機の導入を検討されていたのですが、十分な設置スペースを設けられないことがネックになっていたところ、クリニック向けの最小サイズであるNOMOCa-Standが設置できることがわかり、導入に踏み切られたそうです。導入後は、想定以上の会計のスピードアップが実現でき、従来は電子カルテの入力後に受付でダブルチェックをされていましたが、受付でのチェックを省く運用に効率化できたといいます。会計処理を効率化するだけでなく、運用フローまで改善できたのは嬉しい誤算だそうです。
まとめ
ここまで、自動再来受付機の使い方や、自動再来受付機を導入することで得られる、患者さんとクリニックそれぞれのメリットなどについて解説しました。本記事が、自動再来受付機の導入を検討されている方のご参考になったら幸いです。
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