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【クリニックに自動精算機を導入するメリットとは?】待ち時間・ミス・負担を解消し、運営を楽に!

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【クリニックに自動精算機を導入するメリットとは?】待ち時間・ミス・負担を解消し、運営を楽に!

毎日の診療が終わるころ、受付に残る長い列。
会計が終わらず、スタッフは疲弊し、患者からは「また待たされた…」というため息。

そんな光景に心当たりはありませんか?

クリニックの現場では、人手不足や会計業務の複雑さ、終わらない締め作業など、誰も声に出せない「小さな負担」が積み重なっていきます。ほんの一つのミスがクレームにもつながり、スタッフのプレッシャーは想像以上。患者にとっても、体調の悪い中での会計待ちは大きなストレスです。

こうした悩みを一度に軽くしてくれる存在が、自動精算機。
会計の手間を減らし、待ち時間を短縮し、金銭トラブルもぐっと減らす。スタッフが患者に向き合う時間が増え、クリニック全体の空気が変わっていきます。

「もっといい運営がしたい」。その願いを現実に近づけてくれる選択肢が、ここにあります。

1. クリニックに自動精算機が必要とされる背景

クリニック経営の現場では、「人が足りない」「会計が終わらない」「残業が減らない」といった悩みが日常的に聞かれます。特に受付・会計業務は見た目以上に複雑で、スタッフの負担が大きい領域です。

受付・会計業務の負担

会計業務では、診療内容ごとの金額を確認しながらレセコンを参照し、正確に会計処理を進める必要があります。さらに領収書の発行や、お釣りを間違えないように計算して渡すといった細かい作業も伴います。これらを混雑時にスピーディーかつ正確にこなすのは簡単ではなく、緊張感が常に求められる業務です。

ひとつのミスがクレームやトラブルにつながることもあり、スタッフにとって大きなプレッシャーとなっています。

医療事務スタッフの採用難と、現場の疲弊

近年、医療事務スタッフの採用は非常に難しくなっています。厚生労働省の※「令和5年雇用動向調査」※によると、全産業の常用労働者の離職率は15.4%で、医療・福祉業界も高水準にあります。

経験者が少ないうえ、採用できても会計・受付・電話対応・診療補助といった多岐にわたる業務の重さや緊張感から、長期勤務に至らないケースも珍しくありません。結果として、少人数体制で幅広い業務をこなす状況が続き、スタッフが疲弊し、離職につながるという悪循環が発生しています。

※厚生労働省「令和5年雇用動向調査

患者にとっても「会計待ち」が大きなストレスに

会計を待つ時間は、患者側にとっても大きな負担になります。

体調がすぐれないときほど会計までの待ち時間が長く感じられ、受付前に列ができていると「このクリニックはいつも待たされる」という印象を与えてしまいます。実際、口コミでも「診察は良いけれど会計が遅い」という声は評価を下げる原因になりやすいポイントです。

こうした課題をまとめて解決する手段

こうした「人手不足」「会計業務の負担」「会計待ちによる患者ストレス」といった複数の課題を、一度に解消できる手段として注目されているのが自動精算機です。

自動精算機を導入することで、スタッフの手を取られていた会計作業を大幅に効率化でき、待ち時間の短縮にもつながります。結果としてスタッフの働きやすさが向上し、患者にとってもスムーズな通院体験を提供できるようになります。

自動精算機は、単に「会計を自動化する機械」というだけではなく、クリニックの業務の流れを見直し、現場の負担を軽くしながら運営を整えていくための心強い選択肢になりつつあります。

2. クリニックに自動精算機を導入するメリット

自動精算機の導入メリットは多岐にわたりますが、クリニックにとって特に重要なポイントを整理すると、次の5つにまとめられます。

人手不足の解消とスタッフ負担の軽減

会計金額の提示、現金・キャッシュレス決済の受付、お釣りの計算と払い出しなど、これまでスタッフが担っていた金銭のやり取りを自動精算機が代行します。その分、スタッフは診療補助や患者案内といった「人でなければできない仕事」に時間を割けるようになります。受付に常に張り付いていたスタッフがフロアを回り、患者に声をかけられるようになった、という事例も少なくありません。

会計・締め作業の時間短縮

従来のレジ業務では、1人あたりの会計に数分かかり、診療終了後の締め作業にも20〜30分以上要していたクリニックが多いのではないでしょうか。自動精算機であれば、すべての会計データが自動で記録されるため、売上とレジ内の現金を突き合わせる作業が非常にスムーズになります。

金銭トラブルや会計ミスの防止

お釣りの渡し間違い、金額入力ミス、領収書の誤発行といったヒューマンエラーは、患者の信頼を損ねる大きな要因となります。自動精算機はレセコンと連携した正確な金額を表示し、釣銭も機械が自動で計算・払い出しを行うため、こうしたミスが起こりにくくなります。「お金の管理は機械に任せる」ことは、スタッフにとっても大きなメリットです。

感染症対策としての非接触会計

クレジットカードやQRコード決済、電子マネーなどのキャッシュレス決済に対応していれば、現金の受け渡しを最小限に抑えられます。現金を使う場合でも、スタッフが直接触るのではなく機械が処理するため、スタッフ・患者双方の心理的な不安を軽減できます。

患者満足度とリピート来院の向上

診察が終わったらすぐ自動精算機で会計を済ませ、そのまま帰宅できるフローが整えば、会計待ちのストレスは大幅に減ります。「待ち時間が少ない」「会計がスムーズ」と感じてもらえれば、通院のハードルが下がり、継続受診や口コミでの好意的な評価にもつながります。

3. クリニックに自動精算機を導入する前に押さえておきたいポイント

自動精算機は多くのメリットがありますが、「導入すればすぐに解決する」わけではありません。事前に確認すべきポイントを整理することで、導入後のギャップや失敗を避けられます。ここでは、押さえておきたい重要項目を3つに分けて解説します。

初期費用とランニングコストを正確に把握する

最初に押さえておきたいのが、導入にかかる費用の全体像をクリアにすることです。自動精算機の導入は二百万円〜三百万円ほどの幅があり、製品によって含まれる機能も異なります。本体価格だけを見るのではなく、以下のような費用を合わせて把握しておくと判断がしやすくなります。


保守・サポート費用(年間)
故障対応やリモートサポート、部品交換が含まれますが、費用が極端に安い場合はサポートの質が弱いこともあります。たとえば、問い合わせがつながりにくい、対応が遅い、現地対応まで日にちがかかるなど、会計が止まるリスクにつながります。

逆に良いサポート体制とは、すぐに連絡が取れて、遠隔・現地のどちらでも迅速に対応してくれること。毎日使うからこそ、この安心感は非常に重要です。

■システム利用料・ライセンス料
レセコンと自動で連携するための機能を使う場合、その利用料が月額で発生することがあります。

費用を見る際は、「どの機能に対して支払うのか」と 「その内容が自院の運用に本当に必要か」 を確認することが大切です。

■キャッシュレス決済オプション
クレジットカード端末やQRコード決済を利用する場合は、追加の機器や手数料が必要になり、クリニックの会計方法によっては大きく影響します。

さらに大切なのは、これらのコストをシミュレーションすることです。

自動精算機は人手不足の解消や残業削減に大きく寄与するため、月にどれくらいの人件費や残業時間が削減できるかを算出すれば、「どれくらいで回収できるのか」が見える化できます。

 

患者層に合わせた「使いやすさ」をきちんと考える


自動精算機を導入するうえで忘れてはならないのが、患者さんが実際に使いこなせるかどうかです。特に高齢の患者が多い地域では、操作性のハードルを下げておくことが欠かせません。

高齢患者が不安に感じやすい点として、「タッチパネルは難しそう」「どのボタンを押せばいいか分からない」「クレジットカードやQRコードなどの操作が不安」といったことがあります。

こうした課題を解消するには、


■文字が大きく、操作手順が明確な画面設計か

■案内のメッセージや説明が、分かりやすく表示されるか

■診察券のバーコード読み取りがスムーズにできるか

■現金やカードなどの決済方法がシンプルか


といった点が重要です。

さらに導入初期は、スタッフが必ず横について案内し、慣れるまでサポート体制を構築することが非常に効果的です。

最初の1〜2週間で患者が慣れてくれれば、その後の運用が大きく楽になります。「誰でも使える機械かどうか」は、クリニックの満足度に直結するポイントです。

 

レセコン・電子カルテとの連携を必ず確認する

自動精算機を選ぶうえで最も重要と言ってもよいのが、レセコン連携の精度と安定性です。自動精算機は会計を自動化する機器ですが、会計データが正確に連携していなければ、結局スタッフが裏で手作業を行うことになります。

特に確認すべきポイントは以下の通りです。

■自院のレセコンと正式に連携実績があるか
自院で使っているレセコンと正式に連携できるかどうかは、とても重要です。なぜなら、「バーコード読み取りだけ対応」などの簡易連携では、金額や患者情報が完全に自動反映されず、結局スタッフの手入力が残ってしまうためです。

これでは会計ミスのリスクが減らず、自動精算機を導入するメリットが大きく下がってしまいます。

■トラブル時の問い合わせ窓口と対応速度
自動精算機はクリニックの会計を支える重要な設備のため、トラブルが発生すると会計が止まり、患者をスムーズに帰せなくなる場合があります。受付が滞れば待ち時間が増え、診療全体にも影響が出るため、メーカーの対応スピードは非常に重要です。

導入前には、トラブル時にすぐ連絡できる窓口があるか、電話やリモートでどれほど迅速に対応してもらえるのか、必要に応じて現地対応が可能かを確認しておく必要があります。診療時間外のフォロー体制があるかどうかも、安心して運用するための大事なポイントです。

レセコン連携が不十分だと、「会計ミス」や「未収金発生」、「領収書の二重発行」や「売上データのズレ」などクリニックにとって致命的なトラブルにつながることがあります。

導入前に必ず「連携の仕組み」「対応できるレセコン」を確認し、見学・デモで実際の動作を確認することを強くおすすめします。

4. クリニックに特化した自動精算機NOMOCaシリーズのメリット

自動精算機といっても、メーカーや機種によって機能や得意とする場面はさまざまです。その中でも、クリニックの現場に合わせて徹底的に設計されたシリーズとして選ばれているのが「NOMOCa(ノモカ)」です。全国のクリニック・歯科医院で2,500台以上の導入実績があり、受付業務の負担軽減や人手不足に悩む医療機関から高い支持を得ています。

 

運営スタイルに合わせて選べる豊富なラインナップ

NOMOCaシリーズの大きな魅力のひとつが、クリニックごとに異なる運営体制に柔軟に対応できるモデル展開です。


■NOMOCa-Stand

省スペース設計で、限られた待合スペースでも無理なく設置可能。無人会計を実現したいクリニックに最適で、小規模院でも導入しやすい点が特徴です。

■NOMOCa-Regi
スタッフが完全に会計から離れるのではなく、会計の流れを見守りつつ現金管理だけを自動化する「セミセルフ方式」。高額現金の扱いが多いクリニックでも、安全性と効率性を両立できます。

■NOMOCa-Desk
完全セルフ型の会計で、受付業務の効率化を最大化できるモデル。もっとも人気が高く、安定した運用がしやすいタイプで、患者の操作性にも優れています。

このように、クリニックの規模やスタッフの人数、運営方針に合わせて最適な機種を選べる点が、NOMOCaシリーズの大きな強みです。

 

レセコン連携に強く、ミスを減らす安心設計

クリニックの会計で重要なのが、レセコンとの連携精度です。

NOMOCaシリーズは、国内で利用されているレセコンの 96.6%以上と連携できる 高い互換性を持っており、診療情報や会計データを自動で正確に反映できます。

これにより、「金額入力ミスの防止」「未収金の発生防止」「領収書・明細書・お薬引換券の自動発行」といった仕組みが実現し、スタッフは「最終確認が必要なケース」に専念できるようになります。

人がやるとミスが発生しやすい部分を、機械が正確に担ってくれる安心感は、大きなメリットといえます。

 

導入から運用まで専任スタッフがサポート

初めて自動精算機を導入するクリニックにとっては、「運用に乗るまでの不安」がつきものです。

NOMOCaシリーズはこの点でも手厚く、「スタッフ向けの操作研修」や「稼働日初日の立ち合いフォロー」といった体制だけでなく、稼働後もリモートサポートや全国対応可能な保守サービスがあり万が一のトラブルにも安心です。

「精算機が止まったらどうしよう」という不安を抱える必要がないのも、信頼につながっている点だといえます。

 

5. まとめ

クリニック専用の自動精算機「NOMOCaシリーズ」は、会計業務の負担軽減・ミス防止・待ち時間短縮といったクリニックの課題を一度に解決できる強力なツールです。スタッフは患者対応に集中でき、締め作業も短縮されるため働きやすい環境づくりにもつながります。

患者にとってもスムーズで安心できる会計体験が得られ、満足度や口コミ向上にも効果的で、クリニック経営を前向きに変える「未来への投資」として導入を検討する価値があります。日々の業務負担を軽くしながら、より質の高い医療提供を実現する大きな一歩となるはずです。

導入のイメージをより具体的にしたい方は、まずは資料をダウンロードしてみてください。

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