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締め作業を早く終わらせたいなら、「循環式」自動精算機を選んだ方がいい理由

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締め作業を早く終わらせたいなら、「循環式」自動精算機を選んだ方がいい理由

自動精算機を導入することで、

「締め作業も楽で速くなればいいな」と思われている方は多いかと思います。

しかし、自動精算機の中でも硬貨の扱いが2タイプあり、

それにより締め作業に影響します。

 

■循環式

患者様が投入された硬貨はお釣りとしても使われる。


■非循環式

お釣り用の釣銭部と投入された硬貨がバラバラに格納される売上部に分かれている


本記事では自動精算機の2つのタイプ

「循環式」と「非循環式」を比較して、

【非循環式】をオススメしない理由を書かせて頂きます。

なぜ【非循環式】は遅くなるのか?

 


先程の説明を見て、

「これだけで変わる要素はあるの?」と思われた方も

いるのではないでしょうか?

そこで、実際の締め作業をそれぞれのタイプで検証していきます。

 

締め作業の手順はそれぞれ以下の通りです。


締め作業のイメージをGIF画像にてご覧ください。

循環式


1.硬貨の売上を回収する

2.毎日決まった枚数にする場合は硬貨の枚数を調整する

 

非循環式


1.売上ボックスから硬貨の売り上げ分を抜く

2.売上ボックスの硬貨を釣銭部へまとめる

3.硬貨の枚数を算出する

4.毎日決まった枚数にする場合過不足を調整する

 

以上のような手順で実際に計測したところ、以下のような結果になりました。

循環式 : 56秒

非循環式 : 1分47秒

(補充用の硬貨の硬貨はあらかじめ用意)

 

という結果になりました。

両者で差がついた要素として以下の3つの要因が考えられます。

 

■非循環式は売上が別のボックスに「バラバラに入っている」

取り出して揃える事に時間がかかってしまう。

釣銭部へ入れる手間と時間がかかる。

 

■売上ボックスに入っている硬貨が単純に売上金にはならない

おつりが発生する都合上、

「売上ボックスに入ったお金=売上」にはならない。

 

■循環式は硬貨が全てそろっているので、売上を抜いた後の両替も楽

硬貨が揃っていることから売上回収・両替がやりやすい。

 

以上のことから、より早く・シンプルに締め作業をしたい場合は

「循環式」の方が優れていると言えます。

 

▶「循環型」の自動精算機を詳しく見る◀

 

第3の選択肢「釣銭機内蔵型」

 

実は循環式・非循環式の自動精算機のほかにも「釣銭機内蔵型」

というタイプがございます。

その名の通りレジを分割などして自動精算機に内蔵させることで、

レジと自動精算機の強みをどちらも獲得しようというものです。

※レジの硬貨の扱いは「循環式」と同様

 

メリットとしては以下のようなことが挙げられます。

メリット

・枚数指定で自動出金が可能なため締め作業で数える必要がなくなる

・お金が循環するため準備金を少なく抑えられる

一見、循環式の上位互換にみえてしまいますがデメリットもございます。

デメリット

・循環式、非循環式の自動精算機よりもスペースが取られてしまう
(レジを分割して埋め込んでいるため、特に奥行きが広い)

・小銭を入れやすく、読み取りも速いことを利用して両替に使われる可能性がある
(両替目的による大量投入は異物の混入や詰まりの原因になりやすい)

 

最後に

 

今回の検証では締め作業という観点から非循環式は他のタイプと比べて、

遅くなってしまうということを書かせて頂きました。

 

他にも、非循環式の場合はお釣り用のお金が減ることはあっても増えることはないので

釣銭部に用意しておく硬貨の枚数が多くなってしまうというデメリットもございます。

 

ちなみに、

弊社の自動精算機(NOMOCa-Stand)は「循環式」を採用しており、

卓上型自動精算機(NOMOCa-Desk)は「釣銭機内蔵型」のタイプに含まれます。

それぞれ、医院様のご状況に合わせたものをお選びいただけますと幸いです。

 

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